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伝統と革新と

先日、同級生のライブに行ってきました。
もともとお家が雅楽の「笙(しょう)」を業としているお家柄だそうで、代々受け継いでいるそうです。
子供の頃は彼女がそんなお家だったとは知りもしませんでしたが、大人になって再会してその事を聞き、とても興味を持ったので、是非ライブがあれば行ってみたいと常々思っていたのでした。


今回は「笙」と「琴」と「テルミン」という絶対に交わらないような楽器の組み合わせでのライブ。
曲目も、パッヘルベルのカノンやサンサーンスの白鳥、上を向いて歩こう、さくらさくらなど色んなジャンルの曲でした。
それらの曲を共通点の無さそうな楽器が音を奏でるとこれが何とも言いようのないような心地よい音楽となって、音に酔いしれる…といった感じでした。


琴がメロディを奏で、笙が奥行きを持たせ、テルミンが新たな方向へと導く…というような、言葉にすると???っといった感じですが、とにかく素晴らしいライブでした。
途中で友達の後輩という「鼓」の演奏家の方がセッションに加わり、また空気がガラリと変わって、全く新しい音楽のジャンルのよう…
どの楽器も実際、生の音を聞いたのは生まれて初めてだったので、それだけでも感動がありましたし、特に笙は沢山の竹の管を組み合わせた楽器で、パイプオルガンに近いような楽器でした。


調べてみると、「笙」は鳳凰を模した姿をしており、その音は「天から差し込む光」を表していると考えられているそうです。
その事からも「笙」のことを「鳳笙(ほうしょう)」と呼ぶこともあるそうです。

確かにとても高尚な音でこれが神様に捧げる音なんだなぁと思いました。実際に雅楽というと宮中の行事事で流れる音楽ですし、関わりは無くとも日本人の中に馴染みはある音なんだと思います。

友人曰く「笙」は1500年以上前に大陸から日本に伝わり、その後変化を遂げていない楽器なので、とても原始的な為に楽器のメンテナンスが大変だそうです。
そして、やはり神事の事なので実際に家業を継げるのは男性なんだと言っていました。
彼女自身もそういった伝統との葛藤が沢山あり、多分今のこういったスタイルでの音楽の表現になったのだと思います。


一緒に演奏していた琴の方は、琴の概念を打ち破ったスタイルで演奏している方で、琴をまるでピアノかギターかのように弾き、琴のイメージがガラリと変わりました。
友人は、この琴の方の演奏スタイルを見て、こんなに自由にやっていいんだ。。。と思ったそうです。

そして、テルミンもその存在は知ってはいましたが、こんなに摩訶不思議な演奏スタイルをする楽器はまるで超能力としか言いようがありません。
今見ても謎めいていますが、楽器が出来た当初は超能力で音を出していると思われたに違いないと思います。

そんな三つの楽器が、お互いに共鳴しながら、新しい音楽を作り上げていました。
何も分からない私が聴いても、心地良さだったり、全身に響いてくる音楽で、それぞれの楽器の良さが伝わってきました。


演奏している友人はとてもカッコ良くて、日本古来の伝統楽器と音楽を受け継ぎながら、新たな表現をすることで笙を広めていってる姿は素晴らしかったです。





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